会員の皆様へ

福島県言語聴覚士会
会員の皆様
このたびの台風19号の被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様ご存知の通り、県内は阿武隈川流域をはじめ広範囲な被害が多数出ております。
また当県のみならず全国的に甚大な被害となっており、会員の皆様も心を痛めておいでのことと思います。県士会といたしましては、10月13日(日)より、各支部緊急連絡網を通じて皆様の安否と被害状況の確認を開始し、18日(金)の時点で、すべての会員の皆様のご無事と被害状況を確認することができました。
ご協力に感謝申し上げますとともに、自宅浸水や車両浸水、職場の断水・浸水など影響があった会員の方が少なからずおられたことをご報告させていただきます。
県士会として可能な支援を検討してまいります。
ようやく断水の解消、交通網の復旧、授業や診療の再開など明るいきざしも見えてきておりますが、現在でも13市町村52か所の避難所に1600人あまりの避難者があり、寒い季節に向かうにあたり被災地の皆様の体調管理が心配されるところです。
県士会では、20日(日)より、志和副会長を中心にJRATの一員として避難所訪問等の対応・支援を開始いたしました。
当会会員のべ4名が避難所訪問のメンバーとして、支援を行っております。
JRATの活動の現状についてはさまざま情報共有しながら、今後の方向性についても検討している最中ですので、詳細については随時皆様にお知らせしてまいります。会員の皆様には、必要時協力をお願いする場合があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
また、被害の影響を考慮して、リハ関係も多くのイベントが中止となっております。
お知らせいたしましたように、今月予定されていた県の地域リハ大会、地域包括ケア関係のPTOTST合同研修会が中止(延期も検討中)、それから、今年度から開始した失語症者向け意思疎通支援者養成講習会の実習を兼ねた福島県失語症者のつどい(いわき)も3月に延期となっております。
諸事業については、県担当者と相談・調整のうえ、対応を検討させていただいておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
いろいろと大変ではありますが、1日も早く災害の傷跡が癒え元気な生活が取り戻せるよう、会員一同、復旧に向けて力を合わせてまいりましょう。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
 令和元年10月25日
 福島県言語聴覚士会
  会長 阿久津由紀子
  災害対策本部 上遠野正幸