<活動報告>地域包括ケア人材育成プログラム「介護予防推進コース」(10/15)

10月15日(土)、福島市のLAVIVARE(ラヴィバレ)、2階ラヴィバレホールにて、 地域包括ケア人材育成プログラム「介護予防推進コース」が開催されました。
当研修会は、”福島県地域医療介護総合確保基金事業補助金”を活用した”介護予防の推進に資するOTPTST指導者育成事業”として開催したもので、8月に開催された「地域包括ケアコース」に続き、宮城県言語聴覚士会の皆さまも多く参加され、今回は県内外から23名の参加がありました。

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講師は、地域包括ケアコースに引き続き、日本言語聴覚士協会介護保険部の黒羽 真美 先生(介護老人保健施設マロニエ苑)です。

 

 

 

講義は、介護予防事業にリハビリ専門職が参画する必要性ととその背景、行政機関や他職種団体との連携、介護予防の実践などの講義、介護予防事業にどうSTが関わるかについてのグループ討議など、盛り沢山の6時間でした。

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dsc06252講義終了後、福島・宮城両言語聴覚士会会長からのあいさつのあと、参加者全員で集合写真を撮りました。
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地域包括ケアシステムにSTがどのように参加したらよいかを、仲間同士で話し合うことができる機会となりました。今後も、福島県言語聴覚士会は地域に貢献して参ります。(大平)

12/4(東京) ST協会主催「施設系サービスにおける言語聴覚療法実務者講習会」

日本言語聴覚士協会より、第6回実務者講習会開催についての連絡が届きました。
 
今回は、「認知症入所者・入院患者に対する認知・コミュニケーション支援」についてのご講義が予定されております。
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<活動報告>『認知症市民フォーラム』(9/25)

1平成28年9月25日、『認知症市民フォーラム~9月1日は言語聴覚の日~』が、総合南東北病院北棟NABEホールにて開催されました。

当日は、一般市民を含む、多くの皆様が参加され、エーザイ株式会社様と各団体様のご協力や、郡山市市長の品川萬里様に来賓ご挨拶を頂き、誠にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。

例年、当会とエーザイ株式会社様との共催で、市民の方々に認知症への理解を深めるため啓発活動として行っている当イベントですが、今年度は、郡山市地域包括ケア推進課 課長の安藤博様より『郡山市の認知症施策』について、次に、あさかホスピタル退院支援室 看護師の堀内美智子様より『認知症初期集中支援チームの取り組み』について、最後に、公益財団法人星総合病院 神経内科部長の石原哲也様より『もの忘れ 受診のすすめ』についてご講演頂きました。

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また、フロアでは言語聴覚士の仕事について展示等も行いました。

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認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)においては、今回のような認知症への理解を深めることは1つの柱となる重要なものであり、聴講された皆様がお住まいの地域での体制や資源を知り、認知症の方が暮らしやすい地域づくりの推進に寄与されるよう、今後も活動を継続していきたいと思います。また、このような活動を通して、言語聴覚士の専門性や役割を広く知っていただければと思います。(板東)

<活動報告>  「スキルアップセミナー(聴覚) 」(9/25)

9月25日(日)。午前南東北病院NABEホールにて、認知症市民フォーラムに先立ち、当会会員を対象としたスキルアップセミナーが開催されました。

福島県総合療育センターの山田奈保子先生(当会副会長)が「聴覚」をテーマに講義を行い、約70名の会員が聴講しました。

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講義では、年々進化している人工内耳や補聴器などのお話、加齢に伴うきこえにくさ、難聴児への支援などのお話がありました。

高齢者の難聴への支援としてSTができることとして、コミュニケーション場面の拡大と聞き取りやすい環境設定などに働きかけること、また、STが臨床で用いている声の出し方や口の開け方などが、聞こえにくさのある高齢者の理解を促すツールとなることなどのお話がありました。また、難聴が進むことによって認知症を発症しやすくなることなどのお話もありました。

また、小児の難聴医療では、過去には難聴の発見が2~3歳まで見過ごされることもありましたが、新生児聴覚スクリーニングの普及などにより、現在は生後3か月までに耳鼻科で精密検査、6か月までには療育が開始されるようになっているそうで、補聴器の装用開始や人工内耳の埋込を実施する時期も従来よりもだいぶ早くなっている、とのお話もありました。

聴覚障害は、私たち言語聴覚士の中でも、直接的な支援に携わるSTが非常に少ない分野ではありますが、直接的な支援には携わらなくても、高齢の方の支援に携わるSTや小児の発達障害などの臨床に関わるSTも、職場や地域の中で、聞こえにくさのある方の支援に関わる場合もあります。そのときに、当セミナーで学習した内容を振り返りながら、専門職として適切な助言や支援ができるようになりたいと思いました。(大平)

28年11月~29年2月(県内6地区)3団体合同研修会「地域包括ケア推進研修会」「介護予防推進に資する研修会」

地域包括ケアシステムの構築に向けた県内リハビリ3職種合同研修会が、昨年に引き続き本年も開催されます。

今年は基本的な内容に加え、これからいかに地域に参入するかというより、 より実践的な取り組みや必要とされる能力など、次につながる内容構成と なっております。
自分の働いている地域の紹介に加え、他地域の紹介をする時間もあります。
PT/OTと比べ、STはまだまだ介護予防分野への関与が少ないですが、他地域、他士会がどのような取り組みをしているのかを学ぶよい機会です。
皆さんの参加をお待ちしております。

 

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お申し込み方法:
・E-mailにてお願いします。
件名「○月○日○○地域参加申し込み」
(両日とも参加する場合は、各々で申し込みをしてください、とのこと)
本文に
①氏名(ふりがな)
②所属施設名(事業所名)
③連絡先(電話番号・FAX番号・メールアドレス)
④職種
をご記入の上、主催者のメールアドレスへ申し込み
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