2022失語症者のつどい開催報告

令和4年12月11日(日)13:40~、オンラインで『失語症者のつどい』を行いました。今年度も感染症予防のため、オンライン参加可能な方にはオンラインで参加を依頼し、難しい方には各支部での会場参加の案内となりました。会場参加は5会場(いわき、福島、郡山、会津若松、白河)で、盛大に開催されました。

今年は白河会場が中心となり準備を行い、開会の言葉、大会長の言葉、体験発表、閉会の言葉を白河会場に参加された当事者の方にお願いしました。音声や映像の不具合などがありましたが、会場では皆さん練習した成果を発揮できたことに拍手喝采でした。

その他にも、3つのキーワードをもとに福島県内の市町村を当てるスリーヒントクイズを実施し、画面越しに盛り上がりました。最後にいわきの相澤STの所属する「雑魚塾」(フォークソンググループ)の演奏を聴いて終了となりましたが、参加者の方々の感想にもありましたが、14回を迎え、毎年このように開催できていることのすばらしさを感じた会となりました。

また、昨年度に引き継き、今年度も失語症者向け意思疎通支援者養成講習会の合同実習を兼ねて開催しました。受講者の方々が熱心に当事者の方のサポートを行い、当事者の方と工夫してコミュニケーションを図っており、とても貴重な体験の場となっていました。オンラインでは、1期生、2期生の参加もあり、横のつながりだけでなく縦のつながりの場も設けながらこの事業を進めていくことができていると思います。

 来賓では、全国失語症協議会の園田理事長が参加され、お祝いの言葉を頂きました。園田様、ご参加いただき誠にありがとうございました。福島の温かいつどいの雰囲気をお伝えすることができていたらと思っています。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

 来年度こそ、皆さんと画面越しではなく直接お会いして開催できることを楽しみにしています!

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