<活動報告>県民講演会&県民相談会(11/20)

11月20日(日)、星総合病院メグレズホールにて、当会主催事業「学術講演・県民講演会”寄り添うための基礎知識!子どものことばとコミュニケーションの障害”」と、「言語聴覚士による”きく・話す・食べる”県民相談会」を開催致しましたのでご報告致します。

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本日の講師は、福島県総合療育センターにおいて子どもさんの支援に携わってこられた、佐場野優一先生(当会顧問)です。

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先生は、退職されるまで長年にわたって、聞こえにくさのあるお子さんや、知的な遅れ、発達障害などに伴ってコミュニケーションをとりにくい子どもさんなどへの支援に言語聴覚士として取り組まれてこられました。

これまでも当会会員向けの講演は何度も頂いている佐場野先生ですが、当講演会では、専門家ではない方にも理解しやすいように…と、例えば、”アメとムチではなく、”アメとアメなしで褒める”など、誰にも分かりやすい言葉で、現在まさに子育てに取り組んでおられる親御さまや、子どもさんの発達支援にあたる保育や療育に携わる方々、また、若い世代のST(言語聴覚士)など、誰もが今日から実践できそうな、かかわり方のコツやポイントなどを、大変分かりやすくお話頂きました。

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皆さま真剣に聞いていらっしゃいます。(聞く側が集中して聞いていられるように…と、数十秒の休み時間が時々入ります)


講演会に続いて、ホワイエにて「言語聴覚士による”きく・話す・食べる”県民相談会」が行われました。

たくさんのご来場の方々が、体験コーナーや相談会ブースに足を運んでいます。

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相談コーナーです。小児の発達や、高齢者の聞こえや嚥下、認知症など、それぞれの臨床経験が十分にある言語聴覚士が担当しました。

 

 

こちらはパネルコーナーです。それぞれの職場でイキイキと働いている様子が伝わってきます。(写真が光って見えにくいですが…ごめんなさい)

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当日は多くの方々にご来場頂き、ありがとうございました。

”言語聴覚士”は、まだまだ世間一般には知られていない職業でありますが、ぜひ多く皆さまに私たちのことを知って頂きたいと思っております。
これからも福島県言語聴覚士会をどうぞよろしくお願い申し上げます。

(文と写真:大平裕)